2008-12-09 [母の短歌}昭和60年代の歌26 命ある限り作歌を続けむと言はれし 先生のみ声耳に残れり 歌の道は一にも二にも努力なりと 先生は常々励ましくだされぬ 藤浪の匂へる下を通り来し 吾が目に眩し馬酔木の若葉 先生の「続一日一詠集」が思ひ見ぬ 遺歌集となりてしまひぬ