「花のほほえみ」より 福寿草
火とぼし山24 「夜中に、湖の氷の上を歩く娘が いるのじゃ」 「氷の上を歩く娘? 明神さま。湖の氷は、まだ薄い。 氷の上を歩くなんて、危険です。 こんな寒い日に、湖に落ちれば死 んでしまいますよ」 足長が、心配していいました。 「だから、娘が湖に落…
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