女神さまとの約束


  女神さまとの約束42


女神さまの声を聞いた白駒は、「ひひ
ーん、ひひーん」と、かなしそうにな
きました。



そして、ふくをのせたまま、湖に「ど
ぼーん」ととびこみました。
湖に大きな波がたち、ふくと白駒は、
深い湖の底に沈んでいきました。



人々は、この湖を「白駒の池」とよぶ
ようになりました。
秋になると、真っ赤に紅葉したもみじ
が、湖に美しくうつっています。
そして、湖の真ん中には、真っ赤なも
みじの葉が、一枚ういているそうです。


     おわり



信州の佐久地方には、「白駒の池」
という伝説があります。



「女神さまとの約束」は、「白駒
の池」の伝説をヒントにして、
みほようこが書いた物語。

りゅうの俳句874

・この女神 約束された 最後かな


朝顔に 行くのでしょうか 童話かな


・あの女神 約束された 童話かも


・その一つ 約束される 童話だね


・あの駒は 約束された 童話かな


・あの女神 行くのでしょうか 裏表


・あの童話 使用するのは 女神なり


・今日に 約束しては 童話なり