胡蝶蘭の高芽


毎年、胡蝶蘭の鉢をいただく。
花が好きなので、とても嬉しい。 
しかし、人にいただいたものは、枯ら
してはならないと気をつかう。 



今年も六月初め、真っ白い胡蝶蘭をい
ただいた。
三株の鉢で、一株に七つ位の花がつい
た豪華な胡蝶蘭だった。 



花が終わった後、三株とも「二番花」
の花芽がついた。 そして、今12ケ
の花が、見事に咲いている。
自然にしてあるので、花があっちへむ
いたり、こっちへむいたりしているが、
とてもきれいだ。



二株は花芽が順調に大きくなったが、
後の一株は途中で「葉」のようなもの
がでてきた。 こんなことは初めてだ。
葉の大きさも、七センチ位になった。
「デンドロの高芽」のようなものなの
だろうかと、気にもとめずにいた。



ある日、それでも気になって、「胡蝶
蘭」をインターネットで調べてみた。
やはり、「高芽」だった。
葉がでても、根がでてくるとは限らない・・・
と書いてあった。
でも、我が家の胡蝶蘭の高芽には、二
本の根らしきものがでてきた。 
「ああ、良かった」とおもった。
順調に育ち、新しい株になると良いな。



これから寒くなるので、胡蝶蘭の管理
が大変だ。 昼間は良いけれど、夜は
そうとう冷え込む。 居間に置いたま
まなので、寒さにやられてしまうので
はないかと心配している。