「諏訪の七不思議」の一つ・蛙を神前に


今朝の地元の新聞に、諏訪大社・上社の「蛙狩
之神事」のことがのっていた。



諏訪大社・上社では、毎年元旦の朝、「蛙狩之神
事」がおこなわれる。
本宮正面の階橋下を流れる「御手洗川」で、生け
捕りにされた蛙を神前に供え、一年の五穀豊穣を
祈る神事らしい。




こんな寒い時に、本当に蛙がいるの? 
初めてこの神事を知った時には、そう思った。
それが・・・、どんなに寒さが厳しく、川が凍っ
ていても、御手洗川には蛙がいるという。
どんな蛙なのだろうか?
その蛙は、「諏訪の七不思議」の一つにあげられ
ている。





今年も、神職や大総代ら約40人が参列して、神
事がおこなわれたという。
白丁姿の小林さん親子が川に入り、川底を探って、
冬眠中の二匹の蛙を無事生け捕りにしたという。




生け捕りにされた蛙は、柳の小枝で作った小弓、
篠竹の矢で射抜かれ、神前に供えられたという。
こうして、今年の「蛙狩之神事」も無事に終わった
ようだ。




三年間諏訪に住んでいたが、年末年始は我が家に
帰省していたので、この神事をみることはできな
かった。 機会があれば、一度みたい。