ありがとうございます。


今日は、63回目の誕生日。


今朝、妹から、誕生日のカードが届きま
した。カードをありがとうございました。



   63才にもなると、

   後何年生きられるのだろうか?

   後いくつ童話が書けるのだろうか?

   あと何冊本を作ることができるのだ
   ろうか?


  ・・・などと、考えてしまいます。



せめて、80才位までは、元気で生きたい
ものだと思います。



私が生まれたのは、昭和18年5月10日。


戦時中でしたから、非農家の人たちが、お米や野
菜を買うのは、大変な時代でした。



わが家は、おじいちゃんやおばあちゃんが、お米
や野菜を作っていたので、時々お米や野菜を届け
てくれたそうです。



それでも、父や母は、さつまいもや豆の入ったご
はんを食べていた・・・と、話してくれました。
「私もそのごはんを食べたの」と聞いたら、「そ
ういえば、ようこはあまり食べなかったな」とい
いました。



なぜ?と聞いたら、
「私、豆いらない」「さつまいもいらない」とい
って、皿の上に豆やさつまいもをひろいだしてい
たとか・・・。
「おばあちゃんがお米を届けてくれたから、そん
なことができたのだろうね」と、父が話してくれ
ました。



おじいちゃんやおばあちゃんにとって、私は初め
ての女の子の孫でしたから、よけいかわいか
ったのでしょうね。
おじいちゃんもおばあちゃんも、目の中に入れて
も痛くないほど、私を宝物のようにかわいがって
くれました。


私が生まれた日。
戦時中だったけれど、花の好きなおばあちゃんで
したから、庭では、さつきやぼたんの花がきれい
に咲き、畑のすみでは、水仙の花が咲いていたの
ではないか・・・と思います。
りんごや梨も作っていたから、りんごや梨の花も
きれいに咲いていたでしょうね。


そして、南の国から、たくさんのつばめがやって
きて、のきや土間のはりでは、つばめが子育てを
していたのでは・・・。



ふしぎな鈴は、みほようこの三冊目の本。
昨年九月、http://www.choeisha.com/
から、発行されました。


「ふしぎな鈴」は、私を大切に育ててくれたお
じいちゃん・おばあちゃん・そして父に読んで
いただきたいと思い、作った本です。




ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの (3)

ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの (3)




ふしぎな鈴「じいちゃんとばあちゃん」の章

http://d.hatena.ne.jp/youko510/20060205


ふしぎな鈴「朝顔エスカレーター」の章

http://www.geocities.jp/dowakan/husigiasagao1.html




     おじいちゃん 
     おばあちゃん
     おとうさん
     おかあさん
     そして、私と縁のあったおおぜいのかた

     私を大切に育ててくださり、本当にありがと
     うございました。