きよと清太と、そして白駒


      きよと清太と、そして白駒15


その後。
きよと清太は、白駒の背にのり、高原へ花をみに
行きました。
春は、座禅草やすみれを。
初夏には、れんげつつじを。
真夏には、日光きすげややなぎらんを。



そして、秋には、すすきや松虫草の花をみに行き
ました。
こうして、二人は、たくさんの楽しい思い出を作
っていったのです。


つづく