昭和60年代の歌22


庭松の雪とけそめて朝の日に

   光りてしきりに雫をおとす



久々に晴れ渡りたる冬空に

   教会の十字架白く浮き見ゆ



サンチャゴに住む幼より寄書きの

   クリスマスカード早々届く



大鍋を磨き孫子等を待ち侘びし

   正月過ぎて今日は七草