2009-04-27 有明山に住む鬼・八面大王 童話 有明山に住む鬼・八面大王4 そうです。 八面大王は、雲や風や雨を、自由 自在にあやつれる鬼神だったのです。 それだけではありません。 八面大王は、安曇野の里におりて きて、人々が大切に育てた穀物や 野菜・果物を、勝手に持っていっ てしまいます。 「あれっ、はざにかけてあった稲 がない。八面大王が持っていった のか。許せん」 稲のかわき具合をみにきた農家の 人が、有明山に向かって大声でど なっています。 つづく 昨日の分はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090426#p1