黄金色のまゆ玉3
「昨夜、氷の上を歩いていた人は、
明神さまだったのだろうか」
「まさか・・・?」
「真夜中、明神さまはどこへ行っ
たのだろう」
「今夜、そっと明神さまの後をつ
けてみよう」
「おお、それがいい。それがいい」
勇気のある足の早い青年が、何人
かで明神さまの後をつけることに
しました。
その日の夜。
青年たちは、物陰にかくれて、明
神さまがでてくるのをじっと待っ
ていました。
すると・・・。
明神さまがでてきました。
つづく
前日の分は、こちら。
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20110112#p1
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