沼河比売 1
越の国奴奈川に、美しい勾玉を持って
いる巫女がいました。
巫女の名は、沼河比売。
翡翠の女神とよばれています。
沼河比売は、日本海に栄えた越王国の
海神・神意支都久辰為命(おきつくし
いのみこと)の孫娘でした。
父は、俾都久辰為命(へつくしいのみ
こと)。
沼河比売は、勾玉などの宝石をつくる、
玉造り集団の長でした。
つづく
「いなばの白うさぎ」・「赤い猪」
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130325#p1
蛇の室・かぶら矢の試練
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130411#p1