古代出雲の王 大国主命


    八岐大蛇 8


尾を切り刻んでいた時、「かちん」
という音がして、剣の先が欠けて
しまいました。



「何にあたったのだろう」
命が尾を切り開いてみると、立派な
太刀が出てきました。



後日。
命は、その太刀を、天照大御神に献
上しました。
その太刀が、後にヤマトタケルが火
ぜめにあった時、草をなぎはらった
という「草薙の剣」なのです。



      つづく