2014-04-29 古代出雲の王 大国主命 童話 大国主命の試練 6 次の朝。 さっそうとあらわれた大国主命 をみて、命は「なぜ生きている のじゃ」と、小声でつぶやきま した。 その日の夜。 命は、むかでと蜂がいっぱい入っ ている室へ、大国主命をつれてい きました。 「今夜は、ここで寝るがいい」 それを聞いた須勢理比売は、命に みつからないように、別の首飾り のきれを、そっと大国主命に渡し ました。 「このきれを、三度ふってね」と。 つづく