2014-05-06 古代出雲の王 大国主命 童話 大国主命の試練 13 それをみた命は、 「ほほう、むかでを一匹ずつかみ つぶしているのだな。 かわいい やつじゃ」と思いました。 命はすっかり安心して、大きない びきをかき寝てしまいました。 大国主命は、ぐずぐずしていると、 この先どんなひどいめにあうかわか らないと思いました。 命の長い髪をいく束にも分け、四 方のたる木へしばりつけました。 その後、五百人でも動かすことが できない大きな岩を戸口に立てか け、中からでられないようにしま した。 つづく