2014-06-04 古代出雲の王 大国主命 童話 やきもちをやく須勢理比売 1 大国主命の正妻・須勢理比売(すせ りひめ)は、大国主命がよその国へ 行くたびに、その国の美しい女性を 妃にすることが許せませんでした。 そんなうわさを耳にするたびに、須 勢理比売はやきもちをやきました。 とくに、越の国の沼河比売にたいす るやきもちは、ひどかったようです。 ある日。 須勢理比売のやきもちに手をやいた 大国主命は、倭へ行こうと思いました。 つづく