諏訪の神話「明神さまの弓」


    明神さまの弓 14


後からあがってきた出雲たけるは、
疑うこともなく偽物の太刀を身に
つけました。
「さあ、太刀合わせをしよう」
たけるが声をかけました。


 
しかし、太刀を抜こうとしましたが、
抜くことができません。
「あっ」と驚いている出雲たけるを、
刺し殺しました。



たけるは、熊襲たけるの兄弟だけで
なく、出雲たけるも征伐し、無事に
国へ帰ってきました。



       つづく