古事記神話「山の神と海の神の娘」


   木花之佐久夜比売 4


返事は、父からお聞きください。
急いでおりますので失礼します」
そういうと、木花之佐久夜比売は、
足早に去っていきました。



 
邇邇芸命はやしきへ戻ると、早速
木花之佐久夜比売の父・大山津見
神に、使者をおくりました。



「私は、邇邇芸命のつかいのもの
です」
邇邇芸命さま?」


        つづく