古事記神話「山の神と海の神の娘」


   木花之佐久夜比売 7


「妹は桜の花のように美しいのに、
なぜ姉は醜いのだろう。あの二人、
本当に血のつながった姉妹なのだろ
うか。



私は、一時間でも、いや五分でも、
石長比売とは一緒に暮らすことは
できない」     
邇邇芸命は、石長比売を大山津見
神の元へ送り返しました。


     つづく