古事記神話「古事記物語」


   大国主命


   沼河比売 6


大国主命にとって一番手ごわい相
手は、沼河比売におもいをよせて
いる根知根知彦でした。
根知彦は、大国主命沼河比売
求婚するため越の国へやってきた
ことを知り、腹をたてています。



ある日。
根知彦は、大国主命が住んでいる
身能輪山の宮殿へ乱入しました。
二人の仲裁をしたのは、村の長。



高い山の上から、どちらが遠くま
で飛ぶことができるか、競争した
らどうだろう。そして、勝った方
が、沼河比売を妻にすることがで
きる・・・と。


       つづく