2017-05-28 竹取物語 童話 帝、かぐや姫の昇天を確かめる 1 「かぐや姫が、月に帰る」という うわさを聞いた帝は、竹取りのお じいさんの家へ使者を送りました。 おじいさんは、使者に会い、「娘 は、八月十五日に、月へ帰ってし まいます」といい、泣いています。 おじいさんは、姫のことを心配す るあまり、髪が白くなり、腰も曲 がり、泣くために目もただれてい ます。 姫と別れるのが辛く、おじいさん はあっという間に老けてしまった のです。 つづく