ゆうすげの花咲く高原で 28
どこからか、いい香りがしてき
ます。
みると、ゆうすげのつぼみが、
大きくふくらんでいます。
鮮やかな黄色のつぼみでした。
「きよちゃん。もう少しで、ゆう
すげの花が咲くよ」
重苦しい空気をかえようと、清
太が明るい声でいいました。
一枚目の花びらが、ゆっくり開
いていきます。
「清太さん。花びらが開いてき
たわ」
きよが、うれしそうにいいました。
つづく
ゆうすげの花咲く高原で 28
どこからか、いい香りがしてき
ます。
みると、ゆうすげのつぼみが、
大きくふくらんでいます。
鮮やかな黄色のつぼみでした。
「きよちゃん。もう少しで、ゆう
すげの花が咲くよ」
重苦しい空気をかえようと、清
太が明るい声でいいました。
一枚目の花びらが、ゆっくり開
いていきます。
「清太さん。花びらが開いてき
たわ」
きよが、うれしそうにいいました。
つづく