母の短歌

[母の短歌]追憶の風


「仰臥漫録」死の半月前迄執筆せし

  部屋の窓辺に庭眺め立つ



信州の御馳走と思ふ蜂の子飯

  都会育ちの嫁は毛嫌ふ