母の短歌

[母の短歌]追憶の風


撓むほど極まり咲きしミツバツツジ

  ほのかに揺らし風の過ぎゆく



木曽見茶屋の峠に立てば茂吉詠みし

  あららぎ村の霞みて見ゆる