母の短歌

[母の短歌]追憶の風


ピンクの毛糸に作りし子犬に目と鼻を

  つければ愛らし尾をふるごとし



返り咲く赤き芝桜忽ち埋めつくし

  思ひ見ぬ早き初雪の降る