母の短歌

[母の短歌]追憶の風


睦まじく飛び行く番の鳥見つつ

  婿に申し訳なく娘の忌に来て思ふ



冬の間を娘の家に預けゐしギンギアナ

  咲きて香るを貰ひて帰る