「花のほほえみ」より たんぽぽ
火とぼし山48 第六章 湖を泳ぐ娘 月のきれいな夜でした。 手長と足長は、諏訪湖で魚をとっ ていました。 手長は、魚をとるのが上手でした。 今夜も、大きな鯉を三匹もつかま えました。 「ねえ、あなた。明日の朝、この 鯉を明神さまに届けましょう」 「そ…
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