[童話]火とぼし山 火とぼし山 21 第三章 湖の氷の上を歩く娘 4 「次郎さん、こんばんは」 「きよちゃん。今夜は、ずいぶん早かったね」 「私、湖の上を歩いてきたの」 「えっ、湖の氷の上を?」 次郎が驚いて聞きました。 「一分でも早く、次郎さんに会い…
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