[童話]火とぼし山 火とぼし山 60 第六章 湖を泳ぐ娘 8 その後。 きよが、次郎の所へたどりつく時間が、だん だんに早くなりました。 会うたびに、十分二十分と、早くなっていっ たのです。 「きよちゃん。今夜は、ずいぶん早かったね。 いつもより早く家…
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