[童話]火とぼし山 火とぼし山 65 第六章 湖を泳ぐ娘 13 「次郎さん。ぼんやりして、どうしたの。具合で も悪いの」 きよが、心配して聞きました。 「いや、なんでもない」 次郎が、ぼそっといいました。 その夜、きよは一人でしゃべっていました。 次の…
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