竜の姿をみた少女


     竜の姿をみた少女10


兄たちは、わしにやきもちをやいたのじゃ。
わしの妻は、村一番の・・・いや信州一の美しい人
だった。姿が美しいだけでなく、心のやさしい人だ
った。その上、働き者だった。妻は、朝から晩まで
よく働いてくれた。だから、兄たちは、わしがうら
やましかったのじゃろ」



「おじいさんは、兄さんたちにうらぎられた時、ど
うしたの?」
「わしは、信じていた兄たちに、諏訪湖の深いふち
につき落とされた。びっくりしたけれど、わしは兄
たちをうらんだり、にくんだりすることはできなか
った。『あんなにひどいことをされたのに、おまえ
は少しも兄たちをにくんでおらぬ。なぜじゃ』、わ
しを助けてくれた神様は、そういったけれど・・・ね」
おじいさんは、兄たちにつき落とされた時の様子を
話してくれました。


                         つづく


「竜の姿をみた少女」は、みほようこの二冊目の
童話集・「竜神になった三郎」の続編。



竜神になった三郎」は、2004年4月、七年に一度
おこなわれる諏訪大社の「御柱祭」にあわせ、「鳥影社」
から発行されました。




竜神になった三郎 風の神様からのおくりもの (2)

竜神になった三郎 風の神様からのおくりもの (2)


りゅうの俳句502


ブログペット「りゅう」が、わが家にやって
きて、今日で502日目。



・占いに お願いされる 自身だね


・このさんを 感じたらしく わが家かも


・あのかしら いませんでした 童話かな


・その自身 立っていました おとうさん


・あのちゃんで 乗っていくので 少女なり


・この部分 たっていました 自身なり


・そのきのこ たっていました 用事かな


・この部分 しはじめました 少女かな


・あのさんで たっていました 許しだね


・あの部分 すりよってきて きのこかな


・このわが家 かけよりました 親子なり


・この自身 しはじめました おとうさん


・あのあたり しはじめました 少女なり


・神様に 発行される 話し声


・兄たちに やってきました 俳句だね


・この童話 いっていたのに わが家かな


・あのきのこ たっていました ことばだね


・そのまわり 感じたらしく 大昔


・このさんで たっていました おとうさん