明神さまの姿をみた少女8
「おまえの兄を思う気持は、よくわかった。何年か
後には、おまえの兄はきっとよくなるだろう。
いつまでも優しい心を忘れずに生きていくのじゃよ。
今日ここでわしに会ったことは、決してだれにもい
うではないぞ。くじゃくちょうの舞のこともな。
では明日また社であおう。待っているぞー」
こういうと、明神さまは「ぴゅー」と風になって、
いつも住んでおられる社の方にむかってとんでいき
ました。
明神さまの姿をみた少女8
「おまえの兄を思う気持は、よくわかった。何年か
後には、おまえの兄はきっとよくなるだろう。
いつまでも優しい心を忘れずに生きていくのじゃよ。
今日ここでわしに会ったことは、決してだれにもい
うではないぞ。くじゃくちょうの舞のこともな。
では明日また社であおう。待っているぞー」
こういうと、明神さまは「ぴゅー」と風になって、
いつも住んでおられる社の方にむかってとんでいき
ました。
童話集「風の神様からのおくりもの」は、みほようこ
の初めての童話集。
http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu1.html
収録されている童話
・ 守屋山に黄金色の花が咲いた
http://www.geocities.jp/dowakan/moriyasan1.html
・ 雪んこの舞
http://www.geocities.jp/dowakan/yukinko1.html
・ 風の神様からのおくりもの
http://www.geocities.jp/dowakan/kazenokami1.html
・ 明神さまの姿をみた少女