諏訪大社・上社の御頭祭


昨日(15日)、諏訪大社上社の例祭・
御頭祭がおこなわれた。




五穀豊穣を祈り、祭神の使いが勢力圏
を巡回した際に行われた祭。




鹿の頭をはじめ鳥獣魚類などを特殊神
せんとして神前にささげた。
かっては、75頭献じたという記録も
ある。



その中に、必ず耳の裂けた鹿があり、
「高野の耳裂鹿」といい、諏訪の七
不思議の一つにあげられている。
現在は、鹿の剥製で代用していると
いう。



慣例により、供奉員と呼ばれる奉仕役の
氏子をはじめ、御頭郷の関係者・大総代・
区長・一般氏子も加わり、約300人が長
い行列を作った。



白丁姿でなぎなたやみこしを担ぎ、本宮
から前宮をめざした。
前宮十間廊で神事を行い、本宮へ戻った。



御頭祭は、酉の祭ともよばれている。


   (地元の新聞より抜粋)