おぼえておいて


        おぼえておいて


        あるものと、ないもの


        言葉にした気持ちと


        されなかった気持ち


        どちらも同じだけ


        大切な命があることを     



        まわりに遅れをとっても


        立ち止まりながら


        ひとつひとつ感じながら


        ぶきように歩む自分を


        切りすてないで




おぼえておいて

おぼえておいて