笛の音よ、永久にひびけ


童話「笛の音よ、永久にひびけ」は、
長野冬季オリンピックの会場を作る
ためにきりたおされた、樹齢200
年の楓のお話。


 「笛の音よ、永久にひびけ」より


切りたおされた楓の木は、一人の若者に
よって、素敵な笛に生まれかわりました。


若者は、村の人々が帰った後も、いつま
でもいつまでも笛をふき続けました。
笛の音は、遠くふもとの村までひびきわ
たりました。



「若者よ、わしに新しい命を与えてくれ
て、ありがとう。感謝しているぞー。
わしはうれしいのじゃ。わしはこの村が
大好きじゃ。だから、このままずっとこ
の丘に住み続けるつもりじゃ」
楓の声が、どこからか聞こえてきました。




童話「笛の音よ、永久にひびけ」は、今年
http://www.choeisha.com/
から発行されるみほようこの童話集・「風
の神様からのおくりもの4」に収録されま
す。


  本の題名は、「ライオンめざめる」。



  「風の神様からのおくりもの4」に
   収録される童話は、三つ。


    ・  ライオンめざめる

    ・  笛の音よ、永久にひびけ

    ・  かきつばたになった少女



今、本を製作中。
先日、最後の念校がすみました。
本の装丁・印刷・製本・・・と、本の製作
が続きます。
秋までには、本ができる予定。



   今までに発行されたみほようこの本



    風の神様からのおくりもの―諏訪の童話




    竜神になった三郎 風の神様からのおくりもの (2)




    ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの (3)