2009-01-16 平成の歌26 母の短歌 秋となる光の中に松葉ボタン 小振りとなりし花の咲きつぐ 正岡子規名付けしといふ「無塵庵」 茅ぶき屋根より雫し止まず 光り苔も見えざりし光前寺の 雨濡れ散る紅葉ばを拾ふ 台風に根こそぎ倒れし柿の木の 色づきし実の夕日に照らふ