2009-02-07 平成の歌47 母の短歌 門先の温かき日ざしの中に咲く 春蘭みれば湧く思ひあり 如何様にも怠けられうる一人暮らしを 自らを励まし一日の始まる 仕上がりし木目込人形のおさげ髪 梳けば娘の幼顔浮かぶ 狭き畑は連作さけるもままならず 小さく区切りてマルチをしきぬ