沼河比売物語 4
困った大国主命は、海賊の夜星武に、
妃の一人をさしだしました。
夜星武は、その妃を気にいり、喜んで
妻にしました。
大国主命にとって一番手ごわい相手は、
沼河比売におもいをよせている根知の
根知彦でした。
根知彦は、大国主命が沼河比売に求婚
するために越の国へやってきたことを
知り、腹をたてていました。
ある日。根知彦は、大国主命が住んで
いる身能輪山のやしきへ乱入しました。
二人の仲裁をしたのは、村の長。
山の上から、どちらが遠くまで飛ぶこ
とができるか、競争したらどうだろう。
そして、勝った方が、沼河比売を妻に
することができる・・・と
つづく
「沼河比売物語」は、「諏訪大社」
の祭神である「建御名方神」の母神
の物語。
沼河比売物語 1
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130222#p1
沼河比売物語 2
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130223#p1
沼河比売物語 3