大国主命物語


  蛇の室・かぶら矢の試練 6


次の朝。
さっそうとあらわれた大国主命をみて、
みことは「なぜ生きているのじゃ」と、
つぶやきました。



その夜。
みことは、むかでと蜂がいっぱい入っ
ている室へ、大国主命をつれていきま
した。



「今夜は、ここで寝るがいい」
それを聞いた須勢理媛は、みことにみ
つからないように、別の首飾りのきれ
を、大国主命に渡しました。
「このきれを、三度ふってね」と。
 

        つづく



「いなばの白うさぎ」・「赤い猪」

http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130325#p1


蛇の室・かぶら矢の試練 1

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蛇の室・かぶら矢の試練 2

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蛇の室・かぶら矢の試練 3

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蛇の室・かぶら矢の試練 4

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蛇の室・かぶら矢の試練 5

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みほようこの日記