古代出雲の王 大国主命


    大国主命の試練 18


そんなある日。
稲羽(いなば)の八上比売が、大国
主命をしたって、はるばる訪ねてき
ました。



八上比売は、何か月かして、大国主
命のこどもを生みました。
しかし、すでに須勢理比売という正
妻がいたので、八上比売はそのこど
もを木のまたにはさみ、稲羽へ帰っ
て行ってしまいました。



その後。
大国主命は、まわりの国を平定し、
だんだんに国を大きくしていきました。


     つづく