2015-02-07 諏訪の神話「明神さまの弓」 童話 明神さまの弓 7 おうすは、早く酔うように、何度も 二人に酒をすすめました。 宴がたけなわになった頃。 おうすは懐から剣をとりだすと、兄 のたけるの襟をつかみ、胸をぐさり と刺しました。 「きゃあー」 「たけるさまが刺されたー」 女の人たちの悲鳴で、大さわぎにな りました。 その様子をみて、弟のたけるはこわ くなって逃げ出しました。 つづく