諏訪の神話「明神さまの弓」


    明神さまの弓 25


普通の弓では、高い山の頂にある
城まで矢が届きません。
たけるは、老人から借りた弓に、
火のついた矢をつけ、城に向かっ
て矢をはなちました。



「ビューン」
「ビューン」
矢は白い煙をあげ、城に向かって
飛んでいきます。
しばらくすると、城から火の手が
あがりました。


        つづく