古事記神話「古事記物語」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)14


その上、頭・胸・腹・女隠・左手・
右手・左足・右足には、おそろしい
顔をした八つの雷神が。



そんな妻の姿をみた伊耶那岐命は、
「あっ」と大きな声をあげ逃げ出し
ました。



「みないでねとあれほどお願いした
のに、あなたは私の恥ずかしい姿み
てしまったのね。 よくも私に恥を
かかせてくれたわね。 くやしい」
伊耶那美命は、くやしがりました。


       つづく