2015-05-16 古事記神話「古事記物語」 童話 伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と 伊耶那美命(いざなみのみこと)13 待ちくたびれた伊耶那岐命は、左 のみずらにさしていた櫛の歯を一 本折り、櫛の歯に火をともすと、 真っ暗な御殿の中へ入って行きま した。 すると・・・。 妻は、御殿の一番奥の部屋で寝て いました。 よく見ると、妻の体には、数えき れないほどのたくさんのうじが。 そのうじが、体中をころころと動 き回っていました。 つづく