古事記神話「古事記物語」8
伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)6
このようにして、伊耶那岐命と伊耶那美命
は、たくさんの島を生み終えました。
その後。
二神は、風の神・山の神・野の神・海の神・
火の神など、数えきれないほどたくさんの
神を生みました。
伊耶那美命は、火の神を生んだために、大
やけどをしてなくなってしまいました。
「愛しい妻よ。あなたは、火の神を生んだ
ためになくなってしまったのか」
伊耶那岐命は、嘆き悲しみました。
その時に生まれた神が、泣沢女神(なきさ
わめのかみ)でした。
つづく