古事記神話「古事記物語」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)24


「わぁーん、あーん」
須佐之男命が、赤ん坊のように大
声で泣きさけぶので、青々した山
の草や木が枯れてしまいました。



また、火がついたように突然大声
で泣くので、川や海の水もすっかり
ひあがってしまいました。



須佐之男命の泣き声を聞いた悪神た
ちが、あちこちであばれだし、いろ
いろな災いがおこるようになりました。


     つづく