2015-06-18 古事記神話「古事記物語」 童話 八岐大蛇(やまたのおろち)3 「八岐大蛇は、どんな姿をしている のだ」 「それはもう恐ろしい怪物で。 目は、ホオズキのように真っ赤。 一つの体に、頭と尾が八つ。 体には、桧や杉の木がはえていて、 こけがびっしり。 長さは、八つの 谷と八つの山ほど。 腹には血がつ いており、赤くただれています」 話を聞いた命は、しばらく考えこん でいました。 「よし。わしが、八岐大蛇を退治し てあげよう」 つづく