2015-06-30 古事記神話「古事記物語」 童話 大国主命 稲羽のしろうさぎ 4 八十神たちのことばを信じたうさ ぎは、早速海につかりました。 ずぶぬれになったうさぎは、よた よたしながら高い山へ登り、そこ で寝ころんでいました。 ところが・・・。 海の水がかわくにつれ、体中の皮 がひきつり、びりびりさけました。 うさぎは、ひりひりする痛みにた えかね、「痛いよ、痛いよー」と ないています。 そこへ通りかかったのが、大国主命。 「うさぎよ、なぜ泣いているのだね」 つづく