2015-07-09 古事記神話「古事記物語」 童話 大国主命 赤い猪 3 そして、その石を両腕でしっかり 受けとめました。 「あっ」 声をあげた時には、大国主命の体 は、赤く焼けた石のはだにこびり ついてしまいました。 大国主命は、焼け死んでしまった のです。 そのことを知った大国主命のおかあ さんは、嘆き悲しみました。 泣きながら大空へかけのぼっていき、 高天原にいる神産巣日神(かむむす ひのかみ)にお願いしました。 「どうか私の息子を助けてください」と。 つづく