2015-08-08 古事記神話「古事記物語」 童話 大国主命 沼河比売 2 沼河比売は、翡翠からいろいろな 宝石をつくる、玉造り集団の長で もありました。 沼河比売が持っている、カワセミ の羽のような美しい勾玉は、その ころの人々のあこがれの宝石だっ たのです。 その頃。 大国主命は、出雲のまわりの国を 平定し、人々が暮らしやすい国を つくっていきました。 沼河比売のうわさを聞いた大国主 命は、越の国を平定し、翡翠の権 利と美しい沼河比売を妃にしよう と、越の国へむけて出発しました。 つづく