2016-07-13 ふしぎな鈴 童話 朝顔のエスカレーター 10 「かなさん、元気ですか。その種 は朝顔の種ですよ。外へでて、雪 の上にその種をまいてごらん」 どこからか声が聞こえてきました。 「誰だろう?こんな雪の日に、種 をまいても芽はでないだろうに」 かなは思いました。 「かなさん、おねがい。雪の上に、 朝顔の種をおいてくださいな」 また声が聞こえました。 つづく